仔猫を迎えたら

仔猫を迎えたら

まずは保温が大切!

保温方法
①段ボールなどにタオルを敷き、仔猫を入れる。
②保温ヒーター、湯たんぽ、使い捨てカイロなどで仔猫を保温。

※注意※
長時間身体のそばにヒーター類などがあると低温やけどをしてしまう可能性があるので仔猫の身体に直接ヒーター類が触れないように気を付けましょう。

仔猫の週齢別の特徴

推定年齢
体重
視覚
聴覚
歩行
排泄
食事
生後0日~1週齢
90~200g
未発達
未発達
自分でできない
自分で出来る
母乳
生後1~2週齢
150~250g
未発達
未発達
前足のみで移動
自分で出来る
母乳
生後2~3週齢
200~400g
未発達
未発達
前足と後足を使って移動
自分で出来る
母乳
生後3~4週齢
350~550g
発達し始める
未発達
ふらつきながら歩く
自分で出来る
お皿からミルクをなめ始める
生後4~5週齢
450~700g
周囲を判別できる
周囲の音を聞ける
歩ける
トイレの場所を覚える
離乳食を
食べ始める

哺乳

牛乳やほかの動物を仔猫の哺乳に使うと、軟便や下痢を起こしてしまう可能性があるので使わないようにしましょう。猫用の人工ミルクは。粉末タイプや液体タイプな各種製品が市販されています。
製品によって違いがあるので、使用する製品を限定したほうが便の状態、発育スピードがわかりやすいです。
哺乳をするときは仔猫を腹顔を少し上に向けて乳首を口の正面から真っ直ぐにくわえさせます。
俯向けにして哺乳を行うとミルクが器官に入ってしまう可能性があり、とても危険です。
哺乳
哺乳

トイレ

用意をしたトイレにきちんと排泄ができるかどうかも拝領が必要です。
狭い空間に仔猫が多数いると、排泄をトイレ以外の場所でしてしまいます。トイレの場所、砂の形状も重要です。
排泄は、眠りから覚めたあと、食後、遊んでいるときにしやすいです。自力排泄は3週齢以降となるので、それ以前の仔猫の場合、濡らしたティッシュやガーゼなどで優しく肛門と陰部を刺激してあげる必要があります。
哺乳をしているころは数日に1日の排便でも正常なのですが、固形食を食べ始めると毎日排便するのが正常です。

男の子・女の子の見分け方

陰部と肛門の距離で、男の子か女の子かを見分けることができます。
きょりが長いのが男の子(左)短い方が女の子(右)です。
男の子・女の子の見分け方

予防スケジュール

生後2ヶ月
1回目のワクチン接種
生後3ヶ月
2回目のワクチン接種
【※お家に来たばかりの子は1週間様子を見ましょう。】
生後6~7ヶ月以降
不妊手術
毎年5~12月
フィラリア、ノミ、ダニ予防